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フランス人日本オタクの特徴は?在仏日本人が感じるあるある6つ

私は現在フランスで日本語を教えているので、日本好きなフランス人たちと接する機会が多いです。日本を好きになってくれる人がたくさんいるのは、日本人として嬉しいことですね(*´▽`*)

日本にもフランス文化に憧れる人はたくさんいるので、相思相愛の関係と言えるかもしれません。

ちなみに2018年は日仏交流160周年に当たるので、フランスで日本にちなんだイベントがたくさん行われています。

今回は、日本オタクなフランス人あるあるを6つご紹介したいと思います。

ポップカルチャーだけでなく日本の伝統文化も好き

オタクなフランス人はアニメやマンガ、ゲームなどの日本発ポップカルチャーが好きですが、食文化、神社仏閣、着物など日本の伝統的な文化にも興味を持っています。

アニメやマンガなどで、よく日本の伝統的な文化や思想が描かれていますよね。例えば、『君の名は』のヒロイン・三葉は神社の娘ですし、『千と千尋の神隠し』では自然に宿る八百万の神々がたくさん登場します。

そういったポップカルチャーを通じて、日本文化に興味を持つ人も多いようです。

文化や思想、歴史など一見高尚でとっつきにくいものを親しみやすく取り入れているのが日本のポップカルチャーの凄い所だと個人的に思います。

良ければこちらもどうぞ。「フランスのリアルな日本語学習者事情をアンケートで紐解く

可愛いものが好き

日本人女子は可愛いもの大好きで、可愛いものを目ざとく見つけては「可愛い!」と言いますが、日本オタクなフランス人女子も可愛いものが大好きで、「mignon!(ミニョン)(フランス語で「可愛い」)」を連発しています。

フランスでは「可愛いもの=子供のもの」という暗黙のルールがあるようで、大人の女性が可愛いアイテムを身につけるのは日本ほど一般的ではありません。

そのため、可愛い大人向けのアイテムは日本ほど見かけません。「可愛いもの」市場の規模が大きくないので、日本のように可愛いアイテムが安く手に入りません。

最近帰国した時、100円ショップのクオリティに驚きました。可愛いものがこんなに安く気軽に手に入るのって、やはり日本ならではかもしれません。

100円や300円ショップにはクオリティの高い可愛いものが溢れているので、フランス人女子はテンションが上がって買い過ぎてしまうようです。

フランス人の義理の母も、可愛いものをたくさん買い込んでフランスへ帰っていきました。

とはいえ、先日フランスのナントへ行った時、可愛いものが比較的リーズナブルに買える日本っぽい感性のお店を見つけました。

調べてみたら、「Sostrene Grene(ソストレーネ・グレーネ)」というデンマーク発のお店のようです。日本の表参道にも出店しているそうです。

ヨーロッパ在住で可愛いものに飢えている方はぜひ(^^)/

トトログッズを持っている

日本アニメ好きで『となりのトトロ』を見ていない人はいないのではないかというほど、トトロはフランスで人気があります。日本のグッズを扱っているお店には必ずトトロのアイテムが置いてあります。

そして、トトロのペンケースだったり、Tシャツだったり、トートバッグだったりと、若いフランス人オタクさんはトトログッズを持っている人がなぜか多いです(特に女子)。

トトロ雑貨の持つ、ナチュラル感があって甘すぎない「ちょうど良い可愛さ」がフランス人の心に響くのかもしれません。

パリの日本人街に行きがち

パリのオペラ座にほど近いエリアは「日本人街」となっていて、日本人経営のお店がずらりと立ち並んでいます。特にSainte-Anne通りが有名ですね。

レストランだけでなく日本の食材が売っているスーパーやブックオフもあるので、在パリ日本人もよくお世話になります。

本格的なお好み焼きやラーメン、うどん、さらにメロンパンなど日本グルメが味わえるので、日本人だけでなく地元の日本好きパリジャン・パリジェンヌも足繁く通います。

日本旅行のリピーターになる

2012年には130,412人だった訪日フランス人観光客は、2016年には1.9倍の253,449人に達したように、年々日本を訪れるフランス人が増加しています。急増ではないのですが、着実に右肩上がりになっているそうです。(ソースは日本政府観光局)

そして、リピーターの割合は全体の43.3%だそうです。すぐ近くにイタリア、スペイン、ポルトガル、ドイツなど世界的な観光スポットに恵まれた国がありながら4割も日本をリピートしてくれるのは個人的に凄いことだと思います。

私の日本語の生徒さんの中にも、「また日本へ行きたい」という人が多いです。一度日本へ行った人は、必ず「もう一度行きたい」と口にしています。日本独特の雰囲気や丁寧な対応、美味しい料理などに心を動かされたそうです。

日本を訪れたフランス人は日本人を形容する時に、「respectueux」という言葉をよく使います。日本語に訳すと「礼儀正しい、丁寧、慇懃」ということですが、こういった日本人の良い所は忘れてはいけないなと思います。

観光資源って、ハード面だけでなくソフト面が案外大切だったりするんですよね。

K-POPも好き

これは必ずしも全員ではないのですが、日本のポップカルチャーに興味を持っている若いフランス人はK-POPを好む傾向にあります(特に女子)。

日本や韓国ではアイドルの存在は一般的で星の数ほどアイドルがいますが、フランスには10代が支持するようなアイドル的な存在がほとんどいません。

よって、いわゆる歌って踊れるキラキラした存在の「アイドル」が好きな人は、日本や韓国のグループを追いかけるようになるようです。特に韓国は海外のファンを獲得する試みに力を入れているので目にする機会も多く、ファンになる人が多いのでしょう。

まとめ

  • 日本のポップカルチャーを通じて日本の伝統文化に興味を持つ人も多い
  • 日本好きなフランス人女性は可愛いもの好きな人が多い
  • トトログッズがフランス人の若者に人気
  • 日本好きなパリジャンはパリの日本人街によく行く
  • 一度日本へ行った人はリピーターになることも
  • 日本のポップカルチャー好きな人の中にはK-POPファンも