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日本とフランスの文化やサービスの違いを比較!【一時帰国あるある】

私は普段フランスに住んでいるのですが、この夏一時帰国をして、久しぶりの日本を満喫しました。

日本にいた頃は気がつかなかったけれど、外国人のように外から日本を見てみると「日本って色々凄い」と思うようになりました。

今回は、日本とフランスの違いや、私が一時帰国で気がついたことをご紹介したいと思います。

一時帰国で後悔したくない!という方にはこちらもおすすめです→「海外在住日本人が一時帰国で失敗した3つのこと

日本とフランス、文化やサービスの違いは?

日本とフランスはアートやファッション、文学など文化が豊かなところは共通していますが、違っているところもたくさんあります。以下では、日仏の相違点を簡単にまとめてみました。

仕事に対する考え方

フランス人は仕事とプライベートをきっちり分けている人が多いです。仕事よりもプライベートの時間を大切にする傾向にあり、年に5週間の休暇が取れることが法律で定められています

日本でも最近は「ワークライフバランス」という言葉が聞かれるようになりましたが、働きすぎて心身のバランスを崩してしまう人もまだまだ少なくありません。

個人的には、仕事に対する考え方については「日本はフランスを少し見習ってもいいのでは」と思っています。

女性のあり方

「女性は家庭を守るもの」という考え方は、フランスでは既に過去のものとなっています。私は30人くらいフランス人女性の知り合いがいますが、専業主婦をしている人は皆無です。フランスの女性は働く権利を得るのに苦労した歴史があるので、その権利を使わないのはもったいない!という考え方のようです。

日本でも専業主婦は減ってきているようですが、「結婚したら家庭を守ってほしい」なんて男性も少なからずいます。

お店での振る舞い

フランスへ行った時は、お店での振る舞いにも気を付けなければなりません。日本ではお客さんは一言も発せずに買い物することが可能ですが、フランスでは入店したら「Bonjour」と店員さんに挨拶する必要があります

店員さんだって人間だから、お互いに挨拶し合って存在を認め合うのは悪くないと個人的には思っています。フランスで接客業に従事したこともありますが、日本で接客のバイトをした時ほど無理難題を言ってくるお客さんはいませんでした。

日本の「お客様第一主義」は素晴らしいと思いますが、中には店員の立場につけこむ人もいるので、諸刃の剣だなと思います。

お店のサービス

フランスではサービスの質はお店のランクに比例するので、ファーストフード店で日本のような笑顔あふれる接客を期待するのはまず無理です。まあ、高級店でもあまりサービスの良くないところもあるんですが…(;´∀`)

片や、どんなお店であってもサービスが徹底している日本は凄いですね。

一時帰国で気がついたこと

日本は意外と物価が安い

日本に住んでいた頃は、何となく「日本は物価が高い」と思っていましたが、フランスに比べると日本の物価はそこそこ安いと思います。フランスの飲食店は日本の二倍くらいしますし、日本では100円ショップで買えるものもフランスでは倍以上することもざらです。

私の義理の母はフランス人なのですが、日本へ来ると必ず100円ショップへ行って洗濯ネットやメモ帳などの日用品をたくさん買っていきます。フランスは100円ショップがないので、ある国が羨ましいですね。

日本はサービスが丁寧で早いのが当たり前

先日、仕事でお世話になっている日本在住のフランス人と食事をしたのですが、「日本人なのによくフランスで暮らせますね」と言われてしまいました(^^;彼曰く、「フランスの飲食店のサービスはいただけない」とのことでした。

うん、確かに…。注文を聞きに来るのが遅くてお客さんが待たされるのは当たり前だし、ファーストフードのような安い店は愛想がないのが普通だし、一見さんより常連さんを明らかに贔屓するなど、日本の感覚で行ったら唖然とする対応をされることもしばしばです。

日本はどんなに安い店でもサービスが丁寧で、しかもスピーディーなのが素晴らしいと思います。忙しくても笑顔を絶やさない店員さんの努力も伝わってくるので、何かしてもらったら「どうも」「ありがとうございます」と言うようにしています。

トイレはどこにでもあるのにゴミ箱はどこにもない

これはフランスと真逆です(;'∀')

きれいなトイレがどこにでもあるのは本当に素晴らしいですね!フランスはあまり衛生的でないトイレも多いですし、トイレがあったとしても有料の場合があります。フランスは駅にトイレがないのが普通なので(本当あり得ない!)、お腹が痛くなっても家まで我慢しなければならず、大変だったこともあります(;´∀`)

一方、日本はゴミ箱が全然ありませんね。義理の家族が来日した時、ゴミ箱が全然見つからないとこぼしていました。でも、ゴミ箱が極端に少ないのに、町に落ちているゴミが少ないと驚いていたようです。何だかんだ言って、日本人ってちゃんとしているなと思いました。

あと、日本は駐車場もかなり多いですね。森山直太朗の「どこもかしこも駐車場」という曲がリアルに聴こえます。ちなみに、フランス人の旦那さんは日本の立体駐車場に感動していました(フランスにはない)。

日本語のできる外国人が多くなった

今回の一時帰国で気づいたのですが、日本語を流暢に話す外国人が多くなったなと感じました。テレビをつければデーブ・スペクター以外の日本語ペラペラな外国人タレントも見かけますし、お店に行けば外国人スタッフが日本語を使って一所懸命働いている姿を目にします。

私は日本語を教えている立場なので、日本語が世界に広まるのは喜ばしいことだと思っています。ひと昔前は日本語ができるというだけで「すごい」ともてはやされたものですが、最近はもう当たり前のことになりつつあるのかもしれません。

よく「日本語は難しい」と言われますが、知人のフランス人は2年でマスターできたと言っていたし、実際私の生徒さんで1年教えただけでもかなりコミュニケーションできるようになった人も何人かいたので、ある程度の語学センスがあってモチベーションの高い人にとっては決して高い壁ではないのだと思います。

自己主張が強めになったことに気づいた

このブログのタイトルである「柴犬メンタル」は「内弁慶で人見知り」な私の性格から由来しますが、「私はもう決して人見知りでも内弁慶でもないのでは?」と思ってしまいました(^^;

今回の一時帰国でいくつか勉強会(ネット系、日本語教育系)に参加したり、家族の知人と会ったりしたのですが、初対面の人とも問題なく打ち解けてとても楽しく話すことができました。もう人見知りなんて嘘ですね…。

フランスでは自己主張をしなければやっていけないので、知らず知らずのうちにフランス流に感化されていたのかもしれません。また、フランス人は皆とってもおしゃべりなので、負けじと喋っているうちに、私も以前よりずっとおしゃべりになってしまいました。それに、心置きなく母語の日本語で話せる!という解放感もあったと思います。

人見知りはほぼ卒業できたのかもしれませんが、逆に自己主張が強くなり過ぎてうるさいと思われていないかな?と不安になってしまいました(^-^;

とはいえ、以前よりオープンな性格になれたせいかストレスはあまり溜まらないので、クオリティオブライフは上がったと言えるかもしれません。

一時帰国あるある まとめ

  • 日本の物価は意外と安い。100円ショップ最高!
  • 日本は安いお店でもサービスの質が高くお客さんは快適に過ごせる
  • きれいなトイレがたくさんあるのは良いけど、ゴミ箱が極端に少ない
  • 日本語が流暢な外国人が多くなった
  • 自己主張が強くなり、さらにおしゃべりになったことに気がついた