語学

語学の勉強は全部無料で独学可能?有料レッスンとどっちがいい?

インターネットの発達した現代では、膨大な量の情報にお金をかけずにその場でアクセスすることが可能になりました。英語や中国語、フランス語などの語学を学ぶ際にも既にかなりの量の無料コンテンツがあるので、やる気さえあればお金をかけずにある程度のレベルまで独学で学ぶことも可能です。

とはいえ、私は有料で日本語を教えているのですが、無料コンテンツが溢れている時代でもお金を払って教えてほしいという人は少なくありません。

今回は、無料コンテンツで独学する場合と有料レッスンやスクールで学ぶ場合のメリット・デメリットを教える側の目線で比較してみました。ぜひあなたに合った方法を選んでみてください。

アプリやサイトなど無料で語学を独学する

メリット

一番のメリットは、やっぱりお金がかからないことでしょう。語学学校はそれなりにコストがかかりますし、学んだとしても必ずしも身になる保証はどこにもありません。

無料の方法で学んだ場合、もし身に付かなかったら時間は無駄になりますが、お金はまったく無駄になりません。

デメリット

無料コンテンツは良し悪しの差が大きいので、あまり良くないコンテンツをつかんでしまった場合、きちんとその言語を身につけることができない場合もあります。特に初心者の場合は、コンテンツの質を判断するのが難しいでしょう。

また、お金をかけていない分、モチベーションを保つのが少し難しくなります。とはいえ、やる気をキープできる人なら問題ないでしょう。

おすすめの無料独学方法

無料で語学を学ぶなら、以下の方法がおすすめです。

  • 無料アプリを使う
  • インターネットをフル活用する
  • 映画・ドラマ・アニメーション・コミックなど好きなコンテンツで学ぶ
  • 言語交換(ランゲージ・エクスチェンジ)パートナーを作る
  • Facebookなどで同じ言語を学ぶ人のコミュニティに入る

語学学習アプリのDuolingoやNHKの語学講座のように、現在はネットがあれば無料で質の高いコンテンツを利用できるので、ぜひフル活用しましょう。

また、モチベーションを保つために同じ志を抱く仲間をFacebookなどのSNSで見つけたり、目標言語の映画やドラマなどを見たりすることもおすすめです。学習中の言語を話す俳優さんや歌手、アイドル、作家のファンになるのもいいですね!愛があふれる濃厚なファンレターを書くことを目標にすれば、モチベーションも上がりそうです(*^-^*)

私の日本語の生徒さんに熱狂的な村上春樹ファンがいるのですが、彼女は「村上春樹の頭の中の世界を見てみたい!」と目を輝かせて語っていました。そういう煮えたぎるような情熱がある人は、やっぱりやる気が続きやすいですね。

さらに、独学の場合は目標言語を実際に使う場面が少なくなりがちなので、ネットで言語交換パートナーを見つけることをおすすめします。言語交換パートナーを探す場合は、相性の良し悪しもあるので、まずは色々な人とやり取りをして自分に合いそうな人を探してみましょう。

無料語学学習おすすめコンテンツ

以下では、私が実際に使ったものや語学の達人の知人たちが使っていたコンテンツをご紹介しましょう。

  • NHKゴガク:英語だけでなく、中国語・韓国語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語・ロシア語・アラビア語などの番組が聴けます。
  • 東京外語大学モジュール:文法や動画など盛りだくさんの内容です。英語だけでもイギリス・アメリカ・オーストラリアに分かれていたり、インドネシア語などマイナーな言語も学べたりと痒い所に手が届くお役立ちサイトです。
  • Duolingo:世界中でダウンロードされている、毎日楽しく勉強できる語学学習アプリです。
  • Anki:無料フラッシュカードアプリ。自分で暗記カードが作れるだけでなく、他のユーザーと共有し合えます。最近、Ankiを使っている日本語の生徒さんは多いです。日本語ペラペラのフランス人の知人も、Ankiを使っていたそうです。
  • Hi native:ネイティブスピーカーに直接質問できるサイトです

辞書系サイト
  • Google翻訳
  • Glosbe:メジャー言語からマイナー言語まで調べられるオンライン辞書です

有料サービスを使って学習する

メリット

手取り足取り教えてもらえるので、安心感があります。独学だと自分が今どの程度であと何を頑張れば一つ上のステージに登れるのか不明瞭ですが、頼れる先生がいれば自分の今のレベルがわかりますし、今後の課題も教えてもらえるので効率的に語学力を身につけることができますお金で唯一買えないのは時間です。一人で試行錯誤して時間を無駄にしてしまうくらいなら、お金を払って解決してしまうのも手です。

さらに、目標言語を実践する機会が多くなるから、スピーキング力にも自信がつきます。私の知り合いのフランス人は語彙や文法はほぼ独学でマスターしたそうですが、話す機会がほとんどなかったので、来日当初はスピーキングに苦労したと言っていました。会話力を伸ばすためには、先生の存在は大切なのです

もちろん先生でなくてもお喋りの練習につきあってくれる言語交換パートナーがいれば問題ありませんが、相手の好意に甘えるよりお金を払って練習させてもらう方が気が楽という人もいると思います(私もどちらかと言えばそのタイプです)。ついつい気を遣ってしまう人は、有料サービスの方が割り切れるのでいいかもしれませんね

アプリやサイトなどの無料サービスと有料サービスを組み合わせて学習するとより効果に学べるでしょう。

デメリット

「お金が掛かる」「必ずしも良い先生に巡り会えるかはわからない」の二点が主なデメリットと言えます。英会話スクールなどは高額なところも多く、さらに教材も必ずしも自分に合ったものではありません

私の知り合いに英会話スクールの元講師がいますが、「自分が使いたいテキストを自由に使えなかった」と不満を漏らしていました。スクール側はテキストを生徒に売りたいがために、教師側がそのテキストが気に入らなくても、オリジナルテキストを使わせるようです。

語学スクールはカリキュラムやレッスンの進め方がきっちり決まっているので講師間のレッスンの質のばらつきが少ないのがメリットですが、一人一人に合った個別の対応という面ではどうしても弱くなってしまいます。

有料で学ぶならオンラインレッスンがおすすめ

とはいえ、オンラインレッスンを活用すれば以上のデメリットも解消できます。オンラインレッスンを行っている講師を探せるプラットフォームでは、講師経験のある質の高い先生のレッスンが普通の語学スクールの半額くらいから受けられます。テキストの制約もないので、希望があればフレキシブルに対応してくれます。

私もオンラインで日本語を教えていますが、生徒さんと実際にレッスンを進めながら弱点や強化すべき点を見つけ、生徒さんに合ったレッスンを組み立てています。

「良い先生が見つかるの?」という疑問もあるかもしれませんが、低価格でお試しレッスンを受けられるから、まずはどんどん色々な先生のレッスンを受けてみて、あなたに合った先生を探してみることをおすすめします

レッスンの値段と質は必ずしも比例しないと思いますが、経験がありそれなりのノウハウを持っている先生に教わりたいならある程度の出費は覚悟した方が良いと思います。まあ、それでも普通のスクールに比べたら断然安いのですが(高くても1時間3000~5000円くらい)。

プロの講師だけでなく、アマチュアの講師にも教わることができます。アマチュアといっても、語学教師になる勉強をしている最中の人や、現場での経験こそないけれど教えるのがうまい人も多いので、利用するのも手です。

オンライン講師を探せるプラットフォーム

以下では、有名で使いやすいプラットフォームを紹介します。italkiとPreplyは海外のサイトなので日本語ページはややぎこちないですが、実際に私も使っていますし、怪しくはありませんよ(^^;

サイト名 特徴 レッスン料の相場 決済方法
italki
Get 1-on-1 lessons with online language teachers now!
・利用者300万人、約5000人もの講師が登録している世界的に有名なプラットフォーム。

・有料レッスンの他、言語交換パートナーを探したりネイティブに添削してもらえたりフォーラムで質問できたりする

4ドル~80ドル ・クレジットカード(ビザ・マスター)

・ペイパル

・アリペイ

・Skill eWallet

・銀行振込

preply

・世界185か国、29,000人の講師の中から探せる。

・学習者はネイティブに質問できるフォーラムも利用可能。

1ドル~40ドル

 

・クレジットカード(ビザ・マスター)

・ペイパル

DMM英会話

・世界109カ国、5%の合格率という難関を突破した講師のみ在籍。

・7900もの教材も無料で使える。

1レッスン125円~510円 ・クレジットカード(ビザ・マスター・JCB・ダイナーズ・アメリカンエクスプレス)

まとめ

無料ツール・有料サービスそれぞれに長所と短所がありますが、それぞれの特徴を理解して上手に利用すれば効果的に学習できるでしょう。とにかく楽しみながらモチベーションを保って学べる方法を見つけることが上達へのカギです。やる気がなくなると必ず挫折してしまうので、無理をし過ぎないことが大切ですね。

この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。