語学

語学の上達が早い人の特徴3つ。楽しみながらレベルアップ!

私は海外で日本語を教えているのですが、生徒さんの中には上達がとても早い人がいます。

今回は、語学の上達が早い彼ら・彼女らの特徴について、語学教師目線で分析してみたいと思います。

語学の勉強をしている方は、良ければ参考にしてみてください。

知的好奇心が旺盛

「知りたい!」という気持ちが強い人はモチベーションも高く上達が早いです。

私の生徒さんの中には翻訳家の人もいましたが、彼らは「日本語は英語やフランス語とどう違うのだろう」と常に考えながら学んでいたので、文法の特徴に敏感で覚えるのも早かったです。

語学好きならコツコツ文法や語彙を積み上げていく、文化好きなら映画や本などメディアを通して語学に親しむなど、自分の興味の対象からアプローチしていくと効果的だと思います。

ユーモアが好き

うさぎは鳥と同じように『一羽、二羽』と数えるけど、それは昔、獣を食べるのを禁じられていたお坊さんが、うさぎが食べたかったから『うさぎは鳥の一種だ』と言い張っていたからみたいだよ。長い耳が実は羽なんだって。(注:諸説あるようですが)

と、レッスン中に日本語に関するちょっとした小話をした時に、「へえ~!」「まじで?」と面白がってくれる生徒さんは上達が早いように感じます。

自分なりに面白い語呂合わせを考えたり、アニメやゲームの知識と結びつけて覚えたりと、学ぶ際にもユーモアを忘れない人は強いです。

また、そういう生徒さんは日本で流行っている言葉をいち早く知っていたりします(昔、今でしょ!連発する生徒さんいたなあ 笑)。語学の勉強をしている方は、目標言語の流行語を調べてみるのも生きた言葉が学べるのでおすすめです。

自分に有利な暗記方法を知っている

万人にとって最良の暗記法は存在せず、人によって効果的な暗記方法は異なります。主に、以下の三つのタイプに分けることができます。

  • 視覚優位タイプ
  • 聴覚優位タイプ
  • 身体感覚優位タイプ

語学の上達が早い生徒さんは、自分がどのタイプであるか知っている場合が多いです。

視覚優位タイプの生徒さんは視覚情報の処理が得意なので文字もすぐに覚え、聴覚優位タイプの生徒さんは発音がうまく会話が得意で、身体感覚優位タイプの生徒さんは頭の中でイメージしながら感覚的に物事を掴むのに優れています。

例えば、「犬も歩けば棒に当たる」ということわざを覚える場合を見てみましょう。

  • 視覚タイプ:犬が棒に当たっているシーンを思い浮かべたり、イラストを描いてみる。
  • 聴覚タイプ:ことわざやその意味を声に出して何度も読んだり、自分の声を録音し繰り返し聴いて覚える。
  • 身体感覚タイプ:体を動かして覚える。例えば自分が犬になり切って棒に当たってみるみるなど。また、手を動かして何度もことわざを書く。

自分のタイプを見分ける方法

ここでは、かなりざっくりですが自分のタイプを知る方法をご紹介します(「認知特性」に関する書籍はたくさんあるので、詳しいことはそちらを参考にしてみてください)。

例えば、「夏」という言葉からあなたはどんなことを想像しますか。

  • 視覚優位タイプ:ギラギラ輝く太陽や砂浜、スイカ、ひまわり畑など視覚イメージ:
  • 聴覚優位タイプ:セミの声や花火の音、ビーチの波音など聴覚的イメージ
  • 身体感覚優位タイプ:うだるような暑さやプールの中にいる感覚、夏休みのワクワク感など身体感覚

いかがでしたか。

ちなみに私は視覚優位タイプで、文字やスペルを覚えるのは得意でしたがリスニングが苦手でした(英語やフランス語に耳が慣れるまで時間がかかりました)。自分の得意な特性だけでなく、不得意な特性も知っておくと対策が立てやすいのでおすすめです。

まとめ

知的好奇心が旺盛かつ面白いことが好きで、自分の認知特性を熟知している人が語学学習では強いようです。

語学学習は小中高の勉強と違い強制ではないので、勉強が苦行のようだと長続きしません。学習過程を楽しむことに加えて、目標言語ができるようになったら何をしたいのか、はっきりした目標を持つこともモチベーションを維持する上で大切です。

この記事が、語学を学んでいる方のお役に少しでも立てば幸いです。